ピアノの練習時間

ピアノを習うにあたって必要になるのが練習時間!


でもどれくらい時間を取ればいいの?という疑問に教師の目線でお答えします。


当教室では趣味の方のみを対象にしているので、レッスンが停滞せずに進むか、1年後に自分の成長を感じられるか、という点からお話します。


1未就学児

指の力が弱くまだまだピアノを弾く時間が少ないレッスンです。練習はせずにレッスンのみで音楽を楽しむのもOKです。このころから練習させたい場合は5分の練習を週2回など習慣づけの練習を推奨しますが、大事なのはピアノが嫌いにならないことです。


2導入期

バイエル上巻

オルガンピアノ1,2

グローバーピアノ教本1,2

このあたりの方には毎週30分の練習をしてくださいとお伝えしています。10分×3日、15分×2日など。このくらい時間を取ると前回の内容を忘れず、弾きにくいところを何回か練習することができますよ♪習慣づけにも無理のないペースです。


3初級前半

バイエル下巻

オルガンピアノ3,4

メトードローズ下巻

このあたりになるとぐっと難しくなったように感じるはずです。今までは練習不足でも弾けていたものが練習なしでは苦しくなります。このころから週60分の練習をおすすめしています。30分×2日、20分×3日など。集中して苦手なところの部分練習をしていきましょう。


4初級後半

ピアノの練習時間ABC

ブルグミュラー25

ここまで来ると弾きごたえ聴き応え抜群の曲が出てきますね♪要求されるテクニックや表現が増えるので完成までに時間がかかります。練習し始めると30分はあっという間にたってしまうでしょう。週あたり2時間練習する人も増えてきます。


5中級前半

ピアノのラジリテ

ツェルニー30

ソナチネアルバム

ここまでくるのに趣味のお子様だと7年〜10年ほどかかります。40分の練習を週3回以上でなんとかしがみついていけるか、やはり週3-4時間取れると楽に進むかもしれません。


6中級後半

ツェルニー30(指定速度の8割以上)

バッハインベンションとシンフォニア

とても難しいです。

できるまでやりましょう、時間は自分で考えてくださいというアドバイスになります。


7上級

当教室では取り扱いがありませんが、ショパンエチュード、ベートーベンソナタなど。

教師のレパートリーの中にはありますが、毎日3時間以上練習していない時期はうまく弾けません。週20時間以上は必須かも…。


ここに書かれている以上に練習すればグングン伸びます♪

自分のペースを作って頑張りましょう!